サヴァン症候群と言われる症状を聞いたことがあるでしょうか?

サヴァン症候群とは知的障害や発達障害のある人のうちでごく特定の分野で優れた能力を発揮する症状です。

特定の分野の中には並外れた暗算力などがありますが、特に有名なのは記憶力の分野で

・一瞬見た映像をそのまま絵にかき起こす

・音楽を一度聞いただけで再現できる

・書籍や電話帳、円周率や周期表を暗唱できる

などといった能力を発揮する場合があります。

このように驚異的な能力を発揮するサヴァン症候群ですが、彼らの脳は普通の人の脳との差はありません。

 人間の記憶能力の可能性

サヴァン症候群のような記憶力を発揮する脳が一般的な人の脳と違いが無いのであれば私たちにもサヴァン症候群と同等の記憶力を発揮する可能性があるという事です。

しかし実際には、目にした情景を瞬時に記憶したり、電話帳を暗記するほどの記憶力を習得する人はサヴァン症候群のような特異な例を除けばありません。

けれども記憶力を向上させることが不可能か?というとそういうわけではありません。

例えばアメリカの記憶選手権で優勝したDellisさんはチャンピオンになる前、記憶力を鍛えるまでは記憶力が悪かったそうです。

しかし記憶力のトレーニングを通して30秒以内でトランプ52枚を記憶することが可能になったというのです。

 記憶力を向上させたその方法とは?

それは記憶の宮殿と呼ばれる手法です。簡単に言うと自分が思い出しやすい場所などをイメージしてそこに記憶したいものを当てはめていく手法です。

こうして作成された宮殿では自分自身独自のルールで作られたストーリーや鍵を使って記憶して行きます。

このように記憶するものと、自身に深いつながりがあるものを結び付けることができるようにり、繋がりがあるものを鍵とすることで思い出しやすく記憶しやすい方法で憶えるのです。

しかし、この方法も「さぁ、自分の宮殿を作って下さい」と言われても簡単に作ることはできません。

それを簡単に行えるようにするトレーニングが「イメージ記憶術」トレーニングです。

イメージ記憶術トレーニングでは身近なものに当てはめ、覚える、記憶の宮殿を作る作業自体をトレーニングし、覚えたい事、物があるときに速やかに当てはめる事ができるようにするトレーニングです。

トレーニングを通して自分の記憶を形作る宮殿を簡単に作れるようになり、自身とつながりの深い記憶に必要な記憶組み合わせて覚えることが可能になっていくのです。

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