記憶力の指標ということで記憶量についてお伝えしましたが、同じく記憶力の指標として記憶速度というものがあります。

記憶量は同時に覚えることのできる個数ですが、記憶速度はどのくらいの時間で一定のものを覚えることができるかで測定します。

記憶量の確認と同じように10個の記憶したいものを用意しそれをどの程度の時間で記憶できるか計測します。

この速度を計測することで、おおよその自分の記憶力を確認することができるのです。

 記憶力がわかることでどうなるのか?

こうして自分の記憶量や記憶速度を測定することで、何か覚えなければならない時に具体的にどの程度の時間が必要になってくるかを知ることができます。

もちろん、覚えたいものの種類や、難易度で多少の変動はありますが、それでもおおよその時間を知ることができることには多くの意味があります。

例えば英単語を次のテストまでに100個覚えたい、としたときに記憶速度が分かっていれば大体どの程度の時間で覚えきることが可能かわかります。

買い物でメモを用意するときに記憶量が分かっていれば、メモが不要な個数の時にはいちいちメモを書かずに記憶することができるようにもなります。

記憶量や記憶速度を鍛えることで暗記だけでなく、より有効に時間を使うことができるようにもなるのです。

 記憶量や記憶速度は鍛えることができるのか?

初めに結論から言ってしまうともちろん鍛えることができます。

記憶力も人間の能力が持っている様々な力の一つ、足を速くしたり、計算能力を向上させたり、といったように私たちの持っている様々な能力は鍛えることで向上させることができます。

しかし走る速さをを速くするために腕立てをしたり、計算能力を上げるために走り込みをする人はいないでしょう。

同じように記憶力を上げるためには記憶のためのトレーニングが必要です。

しかしトレーニング方法を間違えてしまってはせっかくのトレーニングも効率が悪くなったり、無意味になったり、逆効果になってしまいます。

正しいトレーニング方法を学んで記憶力を向上させましょう

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