記憶力と視野、この二つには一見何の関係もないように思われるかもしれません。
しかし視野が広ことを活かすと記憶力向上の手助けになります。
視野が広いとはどのような状態か?
視野が広い、という言葉を聞いたことはあると思いますが、具体的にどのような状態でしょうか?
私たち人間の視野は左右に120度ほどと言われています。
しかし実際に見たものをはっきりと識別できる視野、一般に有効視野と呼ばれるものはそれほど広くはありません。
さらに、文章を読むなど文字を見るときにはその有効視野は極端に小さくなり、人によっては一文字ずつでしか文字をとらえることができません。
例えばこのような迷路を解く場合視野が狭い人は視野が広い人よりも突破に時間がかかります。
クリックすると大きく表示されるので、実際に時間を計りながら解いてみましょう。
解くまでの時間が10秒以内であればかなり視野が広く、逆に2分以上かかるようであればかなり視野が狭いです。
もしこの視野が狭ければ一度に見ることのでいる情報量が少ない、結果的に何かを見て覚えるときに複数回に分けてみなければならず効率としても情報量としても視野が広い人に劣ります。
その結果「記憶」という観点からも差が生じてくるのです。
視野を広げることで得るもの
そして、視野を広げることで得るものは情報量だけではありません。
一般的に広い視野で見るためには見ているものを映像的に処理する必要があります。
その結果、映像処理の得意な右脳を使って見る割合が増えてきます。
また右脳は記憶をするという観点でも左脳より優位であり、映像記憶、イメージ記憶としてより強く記憶することが可能になるのです。
また視野でみている情報量が増えるため信号も強くなり、思い出しやすく覚えやすい記憶にしていくことができます。
このように一見、関係がないように思える視野と記憶にも実は深いつながりがあるのです。
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