右脳を使った記憶の有効性についてはこちらでお話ししましたが、右脳を生かして記憶するために私たちは何をする必要があるのでしょうか?

ここで重要なポイントは「使わない機能は退化する」ということです。

例えば皆さんは耳を動かすことができますか?

眉毛を片方だけ上げることはどうでしょう?

誰でも耳を動かしたり片方の眉毛だけを動かすことは筋肉がついているため本来はできるはずです。

しかし、そのような必要性がなければ実際に動かすこともないためほとんどの方できないのではないでしょうか?

それと同じように右脳を使ってイメージすることを行ってこなければ、必要ないと脳が判断してどんどんその能力は衰えていきます。

右脳を使う機能として意識させる

人の脳は左右で得意とする分野が大きく違い片方が得意な作業をするときには反対の脳はそれほど活動していません。

例えば文字を読むときにはその文字を論理的にとらえ意味を認識する必要から左脳を主に使い、映像的に見る右脳はあまり使われません。

結果的に普段から使わない個所はその動作をするときには不要と判断され活動しなくなっていきます。

しかし、もし普段左脳だけで行っているこのような行動に右脳を結び付けることができれば、「右脳も使って処理をする習慣」を植え付けることができ、記憶に有利な右脳を使って覚えることが可能になっていくのです。

そのためには何よりも意識的に右脳を使うことが大切です。

どうすれば右脳をより強く使えるのか?

ただ意識して右脳を使うといわれても、そんな簡単に使えるようにはなりません。

耳が動かせない人が、意識したからと言って動かせるわけではないですし、ある日突然眉毛を片側だけ上げられるようになるわけでもありません。

そのためには右脳を活性化させるための訓練を通して、

記憶するときに右脳を使う

イメージを使って記憶する

ということを脳に覚えさせていく必要があるのです。

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