多くのことを覚えようとするときにほとんどの人は「記憶術」によって覚える量を増やそうとします。

しかし「記憶術」によって覚える量を増やすよりも、「記憶力」を高める方がより効果的に覚える量を増やすことができます。

記憶力と記憶術の違い

そもそも「記憶力」と「記憶術」の違いとは何でしょうか?

記憶力とは

何かを覚えようとするときに覚えられる力、そのために必要な時間や回数などによって図ることができるもの

です。そして記憶術とは

記憶をするためのテクニックやコツ、例えば語呂合わせなど

です。

記憶力はそもそも私たちが持っている記憶するための力ですが、多くの人はそれを鍛えることができるとは思っていません。

そして記憶術を学んで記憶する量を増やそうとしますが、記憶力は向上していないので覚えるのに時間がかかったり忘れやすくなってしまうのです。 

ではどのようにすれば「記憶力」を上げることができるのでしょうか?

人間がどのように記憶しているかを意識して記憶力を上げる

私たちが記憶するとき、覚えようとするものの中から重要だと思われることはしっかり覚えますが、それほど重要でないことはしっかり覚えられません。

例えば 色の識別能力はかなり高いですが、色を記憶することは実はとても苦手です。

ご自宅のドアの色、正確に思い出せますか?

テーブルや机の色はどうでしょうか?

黒や茶色、グレーなど大まかな色味を覚えていても正確な色合い覚えている方はです。

これは色の情報を私たちは大まかな概念でしか記憶していないからです。

青っぽい色、緑っぽい色、赤系の色など大きなくくりでしか色を記憶しません。

そのため何かを思い出すときに色というとても大切な要素抜け落ちてしまい、記憶の印象希薄になってしまいます。

もし正確な色を覚えることができれば、色という要素からも記憶を強化することができ思い出すための一つの信号とすることができるのです。

一見記憶と関係なさそうな色という要素にも記憶力を高める効果があるのです。

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