記憶には一度覚えると中々忘れない記憶と、使わなければすぐに忘れてしまう記憶があります。

例えば自転車の乗り方は前者になり、子供の時に一度乗り方を覚えれば大人になっても何十年乗っていなくても乗れるものです。

しかし多くの記憶はこのようには覚えておらず、数日、ものによっては数時間忘れてしまいます。

そこで忘れないように記憶をいつも使う意識を持つことが大切です。

逆に言うと、どんなに強固に覚えたと思っても記憶は使わなければ自然と衰えていきます。

記憶を保持するために使う

記憶を使うと簡単に言っても一日に覚えたいと思ったことすべてを使うのは簡単ではありません。

しかしこの使う、いいかえれば記憶を思い出す作業を行うことで、記憶力を高めることができます。

例えば日記を書いたり、一日の出来事を誰かに話す、学習であれば学んだこと、覚えたことを人に教えるといった作業を行うことで「何が起こったのか?」「何を学んだか?」を思いだす事ができるので記憶を強固なまま維持しやすくなります。

もちろんこのように使うだけでなくても思い出すだけでも一定の効果を得ることができます。

しかし、日記に「書く」、誰かに教える(話す)など思い出す以外の触覚聴覚などを合わせて使うことでより強固に記憶することができます。

ただ思い出すよりもほかの感覚を合わせて記憶する意識を持ったほうがより効果的な記憶をすることができます。

さらに効果的に覚えるには

五感に結び付ける以外にも自分の体や、自分の生活に密接に結びついているものに関連付けることで強固に覚えることができます。

覚えたいものと体を関連付けるこの記憶法はイメージする力が必要ですが、体など生活に密接に結びついているので通常の記憶よりも強固でかつ思い出す機会も多いのでしっかりと記憶することができます。

このような記憶法をイメージ記憶術と言い、簡単でかつ誰でも記憶できる記憶法です。

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