短期の記憶を増やす方法についてはこちらでお話ししました。
今回は長期の記憶についてです。
積み重ねによって長期化する記憶
長期の記憶といっても基本的な記憶方法は変わりません。
ただ短期の記憶と違うところは、短期は極わずかな期間で忘れてしまうものが長期の記憶になると長い期間に渡って記憶として維持されるという点です。
さらに長期の記憶というものは始めから長期の記憶として覚えられたものは多くありません。
多くの場合は短期の記憶が積み重なり、結果的に長期の記憶となっていくのです。
頻繁に使われる記憶はどんどん長期の記憶になっていく
短期の記憶で終わってしまうものと長期の記憶になるものその大きな違いは使用される頻度です。
この頻度が少なければ少ないほど、短期の記憶のままとなり、すぐに忘れてしまうのです。
そして頻繁に使用される記憶であればあるほど長期の記憶になりやすく忘れにくい記憶にすることができます。
つまり長期の記憶にするためには長期の記憶にしたいものを何度も使い思い出す必要があるのです。
頻繁に使用し、思い出すことで記憶はしっかりと定着させることができます。
長期の記憶が短期の記憶の積み重ねならば
長期の記憶が短期の記憶によってつくられるということは、短期の記憶力を高めることができれば長期の記憶力も高めることができるということです。
そして短期の記憶を高める方法は以前にもお話しした速憶力がカギになります。
速憶力を向上させると、短い時間で見る、記憶する能力が向上し記憶する為に必要な時間を短くします。
すると、脳は覚えるための時間も少ないので記憶力を高めて少ない時間を補おうとするのです。
結果的にさらに記憶力自体も向上させることができます。
こうして向上した短期の記憶によって長期の記憶も強化され記憶力全体を向上させることができるのです。
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