皆さんは本を読む時にどのように内容を理解しようとしていますか?

じっくり読んで、内容をしっかり覚え、やっと覚えたと思ってみても改めて思い出してみると忘れていた・・

こんな経験がありませんか?

このように本を読むときの理解や記憶の仕方にも実は大切なポイントがあるのです。

理解力と記憶力の関係

記憶をするということをお話ししたときに繰り返すことで記憶が強固になる、という話しをしたかと思います。

そして繰り返すためには素早く読む能力を上げて繰り返す回数を増やすことが大切だというお話しもしました。

そこでよく生まれる誤解が、

速く見たって理解できないし、しっかり覚えられないから内容を覚えられないのではないか?

というものです。

ここで、理解について、考えてみましょう

そもそも理解力はどのくらいの力があるのでしょうか?

文章を1回読みしっかり理解できると思ったとき、実は無意識読み返しながら読んでいることがほとんどです。

ある文章を読んだとき、読みながらもその前の段落を見直したり、少し戻って読み返したりすることがほとんどです。

つまり実は1回しか読んでいないと思っても実際には何度も読み返しながら読んでいるのです。

そして当然読み返しながら読む、つまり繰り返し読むのであれば記憶も強くなります。

そしてその読んだ時の記憶が残っている状態、つまり短期の記憶の集合体が理解力なのです。

理解力を高めるには?

では実際に何か今までに一度も読んだことのない文章を読んでみましょう。

ただし読むときには途中で読み返さず絶対に1度だけ読むようにしましょう。

このように読んだときおそらくそれほど強く文章を理解できないでしょう。

それは繰り返していないため短期の記憶が弱いため。

そしてこの短期の記憶は繰り返すことで強くなるので、短期間に多く繰り返した方が当然強く記憶し理解しやすくなります。

このことからも、もし読む時間を短くでき10回、20回と繰り返し読めたなら当然記憶も理解も強くなる

ということがお分かりになると思います。

もちろんいきなり読む速さだけを速くしても、早くはなりません。

そのためにはまず読む速さを速くするトレーニングしっかりと行わなければならないのです。

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